【現代×ダンジョン×理系】『Dジェネシス ダンジョンができて3年』が異色で最高だった【感想・紹介】

なろう作品

「異世界転生はもうお腹いっぱい。でもダンジョン要素は好き!」
そんな人に読んでほしいのが、之 貫紀さんの作品――
『Dジェネシス ダンジョンができて3年』です。

タイトル通り、“ダンジョンが突然現実世界に現れたら”という設定ですが、
ただのバトルやファンタジーでは終わらない。
科学・経済・リアルな社会構造まで巻き込んだ、超本格ダンジョンSF!

今回は、理系×社会派×ゆる主人公なこの作品の魅力を語ります。

『Dジェネシス ダンジョンができて3年』ってどんな話?

・作者:之 貫紀
・ジャンル:現代ダンジョンファンタジー/理系×SF/ビジネス要素あり
・掲載サイト:小説家になろう
→https://ncode.syosetu.com/n7945fn/

あらすじ(ネタバレなし)

ある日、地球上に突如ダンジョンが出現。
それから3年、世界中で探索・研究が進む中、建設現場で偶然ダンジョンに入ってしまった“俺”は、
気づいたら世界ランク1位になっていた――!

理系サラリーマンが、科学知識を武器にダンジョン攻略へ。
だが彼のモットーは「世界の趨勢に関わりたくない」。
……そんな男が、世界を巻き込む大事件に引き込まれていく。

読んでよかった!おすすめポイント

1.理系脳がくすぐられる“異世界じゃないダンジョン”
この作品は“異世界転生”ではなく、現実の延長線上にある非現実が舞台。
ダンジョン内の素材や構造を、化学・物理・工業的視点で分析する描写が面白すぎる!
「理系ってここまでワクワクするのか」と思わせてくれます。

2.キャラが落ち着いていて読んでいて疲れない
テンプレ系ラノベにありがちな“うるさいキャラ”がいません。
主人公も相棒も知的で大人。冷静に動いていく様子がむしろ新鮮で、
読み進めるほどに安心感があるのもポイント。

3.現代社会へのリアルなリンク感
企業、法律、研究機関など、現実に存在しそうな機関との絡みがしっかり描かれています。
それが“本当にこんな未来ありそう”と思わせるリアリティを生み出していて、
まるで社会派サスペンスのような読み味に。

こんな人におすすめ!

・異世界ものにちょっと飽きてきた人
・ダンジョンやクラフト・研究系が好きな人
・現代×SF的なリアルなストーリーが好きな人
・テンプレじゃない大人向けラノベを探している人

まとめ

『Dジェネシス ダンジョンができて3年』は、
単なるバトルファンタジーではなく、“知識”が武器になるダンジョン小説です。

緩くて合理的な主人公の視点から、
世界が変わっていくスケールの大きさを感じられる、静かで熱い1作。

理系でも文系でも、ちょっと頭を使う読み物が好きな人にはドンピシャかも。

👉『Dジェネシス ダンジョンができて3年』を読む(小説家になろう)

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